自然薯とねばり芋とつくね芋
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ねばり芋は二年目。
園芸店でご自由にお持ち帰り下さいと、
五本組でおいてあったのを、植えたのが最初。
自然薯は、去年初植えで、初収獲。
本当は長くなるように、
パイプに通したり、トタンに這わしたりするそうだけど、
そのまま植えたのでお団子状態に。
つくね芋は、去年2株植えて、1株枯れて、できたのはこれひとつ。
どちらが自然薯で、どちらがつくね芋?と、間違えそうになるけど。
秋に収穫したけど、食べたのはお正月。
つくね芋とねばり芋はすくもの中にのけておいて、
自然薯を、とろろにして、たべてみた。
長いもは、売っているけど、
自然薯はみないので珍しがり、こしもあり、喜ばれた。
お正月のおせちも、
きんとんは残るので作らず、
その代わり冷凍しておいた栗の渋皮煮を添えた。
初めて伊達巻を作った。
はんぺんと卵と調味料をミキサーにかけ、フライパンで焼いて、
まきすで巻いて輪ゴムでとめて、冷めればできあがり。
これは簡単で、混ざりものがないので、美味しかった。
煮しめは、手作り蒟蒻を入れて作り、あっという間になくなったので、
里芋メインの煮物とぶり大根を。
煮物の売れ行きが見事であった。鍋もね。
うちのお刺身は毎年カンパチなので、ぶり大根でなく、カンパチ大根。
これが好きな子は、出来上がるまで何度も台所をのぞき、お味見を。
小さい頃から、自分の好きなものが出来る時は、いつもそうだった。
12月はじめ、豚肉のブロックが、安く手に入ったので、チャーシューを。
バラとモモとロースで。
タコ糸でしばり、ネギとショウガを入れて40分位ゆで、
八角をいれた調味料に30分つけて、フライパンで焼く。
たっぷりのサンチェをちぎって敷き、
チャーシューを切って並べたおつまみは好評であった。
ネギもショウガもサンチェも、我が家の畑の産物で。
畑でできたものを使って料理を作り、皆で食卓を囲むと、
話が盛り上がり、
日ごろの隙間を埋めてくれる。
小腹がすいた時にと、瓦そばと焼き芋を。
紅葉おろしの大根は、
水気を絞らないと、たれが薄くなるなんて考えもせず。
大根がおいしすぎた。ネギもたっぷり刻んで。
瓦そばのたれは娘が作り、
ホットプレートでオシャレに仕上げてくれた。
焼きいもは、安納芋をホイルに包んでオーブンで。
甘くてねっとりして美味しい芋。
焼きいもはやっぱり安納芋だね!
食事の度に、いろいろな野菜を作ってくれた主人の株が一段とあがる。
冬はエアコンを使わずファンヒーターだが、
防災用においてあるストーブを台所に置いたら、
普段エアコン生活をしている子は
ストーブでやかんが湯気をたててるのをみて
柔らかい暖かさだと、ストーブの前を陣取っている。
これもごちそうのひとつになった様。
帰省する日もそれぞれの都合で、バラバラだけど、
節目の時に家族で顔をあわせ、
ああだこうだと言いながら食べ、
少しお小言も加えながら、
次へ送り出すのは、
主婦はブチ忙しいけど、満足感でいっぱいになる!
「良いお正月だったね」と、残った二人は話し、
子供からは、
「たらふく食べました。楽しかったね~」と、ラインがくる。
この一年、身体に気をつけて、明るく楽しく生きてくだされ!
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