こんにゃく談義
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作るのが面白くて、はまってるこんにゃく。
食べれば美味いし、
あげれば、珍しがられたり、喜ばれたり。
お世辞だろうけど、
「プロじゃね」とか、「職人じゃあ」とか言われて(笑)
年明けに、引っ越しを控えてる友人に、
野菜とこんにゃくを届けた。
食べてしまえば、無くなるので、
邪魔にはならないし。
その日の夕飯に、刺身こんにゃくで食べたそうだ。
子や孫が、喜んで食べたそうだ。
その時、言った友人の言葉。
「こんにゃくは、3年たたんと食べられんのよ」
スーパーに行けば、沢山売っているし、
お金をだせば、なんでも買えるけど、
作る人がいなくなったら、
どんなにお金があっても、手に入らなくなる。
立派な食育をした友人に、拍手!
こんにゃく芋を作る農家さんも、
「少しきつくなってきた」と、言われた。
ブドウ農家のおじいちゃんや、おばあちゃんも、
「元気だったら、来年も作れるけど」と、言っていた。
こういう方が、
私たちの食卓を、
豊かにしてくれていることを、
忘れてはならないと、
つくづく思うこの頃。
もうひとりの友人は、
ご主人様が、こんにゃくと麹漬け大根を、喜んでくださり、
「『ごっさーついらご…』と、伝えといて」と言われたとか。
故郷の鹿児島のことばで、
【とても美味しかったと、言う意味だけど、
できれば、もう一杯頂きたい位の美味しさ】だそうで、
とても心に残る言葉でした。
私は、彼女の金柑の甘煮と、大きないちごが嬉しかった。
また、「こうして食べたよ」と、
写メをいただいたり。
昔、植えてたこんにゃく畑に、
竹で印をつけといて、
時間のできたときに、
赤ちゃん芋を掘って、持ってきてくれる友人もいた。
たかがこんにゃく、されどこんにゃく。
作るのは、楽しくてやめられず、
嬉しいふれあいが、おまけで、ついてくる。
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