県立図書館
スポンサー
用事があって、停めた駐車場の隣が、
県立図書館とは知らず、
ちょっと見るつもりで、入ってみた。
建物に大きな看板があるわけでもなく、
どこが前かもわからないけど、
もっと遠くから撮れば、全体像が撮れたかもと、
帰りの車の中で気がついた。
最初に目に入ったのが、
『あんた、ご飯食うたん?』
保護司をしていた、中本忠子さんの本。
40年近く、家でご飯が食べられない子供に、
ご飯を作って食べさせてきた人。
腹がいっぱいになれば、悪さはしないと、
確信した事から始まったそうだ。
以前、NHKスペシャルで、放送され、
ブログでも、
『ばっちゃん』という本の名前で、
書いたことがある。
今回は、中本忠子さん本人が書いてあるので、
苦労したこと、
嬉しかったこと、
行き場のない子供たちと接するとき、
気をつけないといけないことなど、よくわかった。
階段を上がってすぐ、こども図書室も充実していた。
『でんでんむしのかなしみ』を、探していただいた。
貸出中だったので、『あめ玉』と一緒の分を、出してくださった。
「→へ、行けば書庫から出せますよ」と、
ご親切に言ってくださったけど、
この本を借りた。
皇后さまが、幼い時に読んでいたと、言われた絵本だ。
もう一つは、
今年2月に亡くなられた上野紀子さんの作品を、
紹介しているコーナーに、
『ちいちゃんのかげおくり」が、あった。
市原悦子さんが朗読しているのを、聞いたことがある。
広くて静かで、沢山の本。
いざ、借りようと、
市立図書館のカードしかないのに、気がつき、
県立図書館のカードを、作っていただいた。
返却は、
近くの図書館に返すように、
手続きをしてくださった。
今度は、ゆっくり来てみたいなと、思った。
追記
立派な看板がありました。
そして、正面がわかりました。
失礼いたしました。
スポンサー