お殿様のうめぼしづくり
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サンデー山口に、小さな広告が出ていました。
大路ロビーは、以前から、素敵に情報発信している所なので、早速、申し込み。
これから、何回かあるので、気がついた事を、書きたいと思います。
当日、早めに着いて、会場チエック。車は木陰に駐車。
名前は聞いた事があるけど、初めての龍福寺へ。
大内義隆の菩提寺であり、毛利元就の長男、隆元が、養父の菩提寺として、建てた寺との事。
参道も、木立から木漏れ日がさし、よく手入れされていました。
義隆の、許可を得て、ザビエルが、初布教した、大殿大路の井戸も、傍らに再現されていました。
お参りしてから、今回の本題となる池泉庭園(ちせんていえん)へ!
遠目に、蓮の花が咲き、かも(と、思われる)が、2羽泳いでいました。
周りには、梅の木があり、梅がなっていました。
ここからは、今日のオリエンテーションと、講演会です。
テンポの良いスタッフの司会で、梅干作りは、料亭なわたののご主人が、指導して下さいます。
一つは、縄田家の梅干。少しずつ味見させて貰いました。
もう一つは、江戸時代後期の梅干漬。四季漬物嘉言(1836年刊)のなかのレシピで、塩分30%になるそうです。高濃度梅干です。これを使って、当時の液体調味料を作り、それを使った料理を歴食として、頂けるそうです。
次は、多々良庭園取締役の多々良美春さんに。庭園の発掘と整備についての講演でした。
資料をそろえ、わかり易く説明して下さいました。
発掘調査は、山口市教育委員会が、40年近くコツコツと、地道に調査してきたものと、いうのが印象的でした。
そして昔の人の美的感覚と、今の職人さんの感覚の違い。
石を並べるのにも、その違いが、あったそうです。
そのあと、場所を移して、池泉庭園(ちせんていえん)をまわり、座学から現場での説明と。
わかり易く、なかなか聞けない貴重な講演でした。
お仕事しながら、文化財の保護に携わってきた素敵な女性の講師さんでした。
最後に梅をもいで、解散。次が楽しみです。
大内塗や大内人形は、よく聞くけど、
大内氏がどういう時代に、どういう背景で、生きてきたのか、
もう一度、日本史をひも解いてみたいと、思った時間でした。
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