ちいさくくらす
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そう、おもっていても家族はおおきなほうがいい。
セツローさんがやってきて、
子どもがかえってきて、弟子たちがきて、
何十年とくらすうちにくらしはじょじょに、
だんだんと、おおきくなってきました。
そうなったら、ときどき、旅をすることにします。
マダガスカル島にバオバブの木をみにでかける、
インドのバラナシにガンジス河をみにでかける、
北京へニューヨークへ。
旅すると、ちいさくくらせます。
昔はリュックひとつで、
いまはスーツケースひとつで、
ちいさくくらすことができます。
旅することで、ちいさくくらす原点に気づきます。
いまのくらしのなかでも、
ひつようなものはすこしだけです。
ちいさなおうち。
ちいさな畑。
ちいさな果樹園。
ちいさなしごと。
ちいさな台所。
ちいさなことが、ものさしになっています。
それは
高度経済成長期やバブルを経験したわたしたちが、
いまの時代にできるおくりものです。
もうこれ以上の右肩上がりの発展じゃなくても、
持続可能な、
ちいさくてもやっていける経済をつくりたいのです。
【早川ユミ著・ちいさなくらしのたねレシピより引用】
若いとき、子育ての時は、なかなかそう思えず、
『買えばあるじゃん』
てな感じの生活の考え方が
大半を占めていたのだけど、
今はそうだなと思う事しきり。
このかたの文章を読むと、
大事なことを示唆してくれてるように、いつも思います。
わらには、左縄と右縄があり、
しめ縄などお飾りにつかうのは、左縄なのだそうです。
そういうことも、知らなかったわ!
教えてくれる人がそばにいるうちに、習っておこう。
そして子供達にも伝えておこう。
当たり前に思っていたことも、
一歩踏み込むと、興味深いことが沢山です。
巷では、稲刈りも始まりました。
ニラの花もきれいに咲きました。
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